📋 この記事でわかること(要約)
尿路結石は腎臓・膀胱・尿道に結石ができる疾患です。血尿・頻尿・排尿困難が代表的で、オス犬では尿道閉塞による緊急事態にもなります。
📖 この記事は約5分で読めます。
「血尿が出る」「トイレに何度も行くのに少ししか出ない」——尿路結石のサインかもしれません。
犬の尿路結石とは
尿中のミネラルが結晶化して結石を形成する疾患です。結石の種類はストルバイト・シュウ酸カルシウム・尿酸塩・シスチンなどがあり、それぞれ原因と治療法が異なります。発生部位は膀胱が最多です。
主な症状
血尿・頻尿・少量排尿・排尿時の鳴き声・元気消失などが代表的です。尿道閉塞を起こすと尿が全く出なくなり、腎不全・尿毒症で命に関わる緊急事態となります。特にオス犬は尿道が細く危険です。
診断・治療方法
尿検査・X線・超音波で診断し、結石の種類を分析します。ストルバイトは食事療法で溶解可能ですが、シュウ酸カルシウムは外科的摘出が必要です。閉塞時はカテーテルや尿道切開で対応します。
日常ケアと予防
十分な水分摂取が最大の予防策です。ウェットフードの活用・複数の水飲み場・運動の確保が有効です。結石の再発予防には療法食の継続が重要です。
おすすめ商品
関連する商品を紹介します。愛犬の状態に合わせて選びましょう。
尿路ケア療法食
結石の種類に応じた療法食で再発予防が可能です。獣医師の処方のもと使用してください。
まとめ
- 尿路結石は膀胱や腎臓に結石ができる疾患
- 種類によって治療・食事療法が異なる
- オス犬の尿道閉塞は緊急事態
- 水分摂取・運動・体重管理が予防の基本
- 再発防止に療法食の継続が必要
おしっこが出ない——これは見落としてはいけないサインです。特に去勢オスの小型犬で尿道閉塞を起こすと、半日で命に関わります。「いつもと尿の様子が違う」と感じたら、その日のうちに受診してください。お水をたくさん飲ませる工夫も大切です。
この記事を書いた人
動物病院で10年間、動物看護師として勤務した現場経験を活かし、「病院に行くべき症状かどうか」「薬の飲ませ方」など、飼い主が本当に困る場面に寄り添った記事を執筆。神奈川県横浜市在住。愛犬はミニチュアシュナウザー「ムギ」(オス・7歳)。
詳細はこちら