📋 この記事でわかること(要約)
犬パルボウイルス感染症は子犬の致死率が非常に高い感染症です。激しい嘔吐・血便・脱水が特徴で、ワクチン接種が確実な予防策になります。
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子犬を迎えたら最初に意識すべき感染症が、犬パルボウイルス感染症です。ワクチン未接種の子犬では命に関わります。
犬パルボウイルス感染症とは
犬パルボウイルス(CPV-2)による感染症で、糞便や嘔吐物を介して経口感染します。ウイルスは環境中で数ヶ月生存し、消毒薬への抵抗性も高いため厄介です。生後6週〜6ヶ月の子犬で発症が多く、未治療の致死率は70%を超えます。
主な症状
激しい嘔吐・水様性〜血便(独特の臭い)・元気消失・食欲廃絶・発熱・急速な脱水が典型です。腸炎型と心筋炎型があり、心筋炎型は突然死を起こすこともあります。
診断・治療方法
糞便中のウイルス抗原検査で迅速に診断できます。特効薬はなく、点滴・制吐薬・抗生剤・栄養補給などの支持療法を集中的に行います。早期入院治療で救命率が上がります。
予防策
最も確実な予防は混合ワクチン接種です。子犬期に3回、その後成犬で1〜3年ごとの追加接種が推奨されます。ワクチン完了前の子犬は感染犬と接触させないよう注意します。
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まとめ
- 犬パルボウイルスは致死率の高い感染症
- 子犬で発症が多く激しい嘔吐・血便が特徴
- 環境中で長期間生存する強いウイルス
- 治療は点滴を中心とした支持療法
- 混合ワクチン接種が最も確実な予防
パルボウイルスは「ワクチンを打っていないだけで防げた命を落とす」最も悲しい感染症の一つです。子犬を迎えたらまずワクチンスケジュールを確認してください。完了するまでは外を歩かせない、他の犬と接触させないなど、徹底した管理が必要です。
この記事を書いた人
動物病院で10年間、動物看護師として勤務した現場経験を活かし、「病院に行くべき症状かどうか」「薬の飲ませ方」など、飼い主が本当に困る場面に寄り添った記事を執筆。神奈川県横浜市在住。愛犬はミニチュアシュナウザー「ムギ」(オス・7歳)。
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