ケンネルコフ(犬伝染性気管気管支炎)とは|症状・予防【用語集】

📋 この記事でわかること(要約)

ケンネルコフは複数の病原体が関わる犬の伝染性呼吸器疾患で、特徴的な乾いた咳が現れます。集団飼育環境で広がりやすく、ワクチンで予防できます。

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「乾いたガチョウのような咳が続く」——ケンネルコフの典型的なサインです。本記事では症状・治療・予防を解説します。

ケンネルコフとは

ケンネルコフは犬伝染性気管気管支炎の通称で、ボルデテラ菌・パラインフルエンザウイルス・アデノウイルスなどが単独または複合して引き起こします。ペットホテル・トリミングサロン・ドッグランなど犬が集まる場所で感染が広がりやすいです。

主な症状

特徴はガチョウの鳴き声のような乾いた咳で、運動や興奮で悪化します。発熱・食欲不振・鼻水を伴うことがあり、子犬では肺炎に進行することもあります。

診断・治療方法

特徴的な咳と病歴で診断します。軽症は対症療法(鎮咳薬・吸入)で1〜2週間で自然治癒します。細菌感染が疑われる場合は抗生剤を使用します。重症化や肺炎への移行に注意します。

予防策

ケンネルコフ対応のボルデテラワクチンやパラインフルエンザを含む混合ワクチンの接種が予防に有効です。ペットホテル・トリミング前のワクチン推奨期間を確認しましょう。

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犬用ハーネス

咳が出ている時期は気管への圧迫を避けるため、首輪ではなくハーネスを使用すると安心です。

まとめ

  • ケンネルコフは複数病原体による伝染性呼吸器疾患
  • ガチョウのような乾いた咳が特徴
  • 集団飼育環境で感染が広がる
  • 軽症は1〜2週間で自然治癒
  • ワクチン接種で予防可能
ライター 中村さやか
ライター:中村さやか

ペットホテルに預けた後の咳——よくあるパターンです。多くは軽症で済みますが、子犬や免疫力の弱い子は肺炎に進むことがあります。お預けの前にはワクチンを完了させ、咳が長引く場合は早めに受診してください。

この記事を書いた人

ライター 中村さやか
中村 さやか

動物病院で10年間、動物看護師として勤務した現場経験を活かし、「病院に行くべき症状かどうか」「薬の飲ませ方」など、飼い主が本当に困る場面に寄り添った記事を執筆。神奈川県横浜市在住。愛犬はミニチュアシュナウザー「ムギ」(オス・7歳)。

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