📋 この記事でわかること(要約)
椎間板ヘルニアは背骨の間のクッション(椎間板)が飛び出して神経を圧迫する疾患です。ダックスフンドなど胴長犬種に多く、後ろ足麻痺などの神経症状を起こします。
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「急に歩けなくなった」「背中を触ると痛がる」——椎間板ヘルニアの可能性があります。早期診断で治療成績が大きく変わります。
椎間板ヘルニアとは
椎間板ヘルニア(IVDD)は脊椎の間にある椎間板が変性・脱出して脊髄を圧迫する疾患です。ダックスフンド・ウェルシュコーギー・シーズーなどの軟骨異栄養性犬種で頻発します。胸腰部の発症が最多です。
重症度分類
グレード1〜5で重症度を分類します。グレード1は痛みのみ、グレード4は後肢麻痺と排尿困難、グレード5は深部痛覚消失で予後不良です。発症から48時間以内の治療が予後を大きく左右します。
診断・治療方法
神経学的検査とMRIで診断します。軽症はケージレスト(厳格な絶対安静)と消炎鎮痛薬で対応します。麻痺がある場合は椎間板ヘルニア手術が選択され、早いほど回復率が高くなります。
日常ケアと予防
階段・ソファからのジャンプを避け、ペットステップを設置します。肥満は椎間板への負担を増やすため体重管理が重要です。胴長犬種は子犬の頃から予防意識を持ちましょう。
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ペット用ステップ・スロープ
ソファやベッドへのジャンプを防ぐステップは椎間板ヘルニア予防に有効です。
まとめ
- 椎間板ヘルニアは胴長犬種に多い神経疾患
- グレード1〜5で予後が大きく異なる
- 発症から48時間以内の対応が鍵
- 軽症はケージレスト、重症は手術
- ジャンプ防止と体重管理が予防の柱
ダックスやコーギーの飼い主さんは「いつ起きてもおかしくない」と意識してほしい病気です。突然の後ろ足麻痺は48時間以内が勝負。お留守番中の発症もあるので、ジャンプ防止のステップ設置と肥満予防は必須です。
この記事を書いた人
動物病院で10年間、動物看護師として勤務した現場経験を活かし、「病院に行くべき症状かどうか」「薬の飲ませ方」など、飼い主が本当に困る場面に寄り添った記事を執筆。神奈川県横浜市在住。愛犬はミニチュアシュナウザー「ムギ」(オス・7歳)。
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