犬の肝臓病とは|症状・原因・治療法を解説【用語集】

📋 この記事でわかること(要約)

犬の肝臓病は症状が出にくく「沈黙の臓器」と呼ばれます。元気消失・嘔吐・黄疸が見られる頃には進行していることが多く、定期的な血液検査での早期発見が重要です。

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「最近元気がない」「白目が黄色っぽい」——肝臓病のサインかもしれません。肝臓は再生力が高い臓器ですが、限界を超えると一気に症状が出ます。

犬の肝臓病とは

肝臓は解毒・栄養代謝・胆汁産生など多岐の機能を担います。肝臓病は急性肝炎・慢性肝炎・肝硬変・肝臓腫瘍など多様で、原因も中毒・感染症・自己免疫・遺伝性などさまざまです。

主な症状と原因

食欲不振・元気消失・嘔吐・下痢のほか、進行すると黄疸(粘膜や白目が黄色くなる)・腹水・肝性脳症(けいれん・意識障害)が現れます。誤食(キシリトール・玉ねぎ・薬物)も急性肝障害の原因です。

診断・治療方法

血液検査(ALT・AST・ALP・GGT・総ビリルビン)と画像診断で評価します。原因疾患の治療と並行して、肝保護薬(SAMe・ウルソデオキシコール酸)や食事療法を行います。

日常ケアと予防

人間の食べ物・観葉植物・薬の誤食を避けることが第一の予防です。定期的な血液検査で肝酵素の異常をチェックし、初期段階での介入を心がけましょう。

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SAMe・シリマリン(マリアアザミ)を含むサプリは肝細胞の保護に役立つとされ、補助療法として使われます。

まとめ

  • 肝臓は「沈黙の臓器」で症状が出にくい
  • 黄疸・腹水・意識障害は進行のサイン
  • 血液検査(ALT・AST等)で早期発見できる
  • 原因治療と肝保護薬・食事療法を組み合わせる
  • 誤食予防が最大の予防策
ライター 中村さやか
ライター:中村さやか

肝臓は再生力が高い分、症状が出る頃にはかなり進んでいることが多い臓器です。シニア期の血液検査ではALT・ALPの上昇を見逃さないでください。観葉植物のユリやキシリトール入りのお菓子の誤食は、本当に怖い急性肝障害につながります。ご家庭の環境チェックも大切です。

この記事を書いた人

ライター 中村さやか
中村 さやか

動物病院で10年間、動物看護師として勤務した現場経験を活かし、「病院に行くべき症状かどうか」「薬の飲ませ方」など、飼い主が本当に困る場面に寄り添った記事を執筆。神奈川県横浜市在住。愛犬はミニチュアシュナウザー「ムギ」(オス・7歳)。

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